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飛距離の長さを争うゴルフのドラコン

ドライビングコンテスト(ドラコン)という競技があるのを知っていますか。
ドラコンはゴルフのドライバーショットで、どこまで遠くへ飛ばせるかを競い合うスポーツです。
野球で言えばホームランの飛距離争いが、ひとつのスポーツになっているという感じです。
ドラコンで最も大きな大会としては、LDA世界ドラコン選手権があります。
この選手権での優勝者は、おおむね400ヤードを超える数字を出しています。
1ヤードは0.9144メートルになり、メートル換算にすると365メートルにもなる距離です。
この競技の世界記録では、2012年の全米ドライバーコンテストのチャンピオンが530ヤードを超えるという、とてつもない数字を叩き出しています。
530ヤードをメートルに直すと484.632メートルという計算です。
開催される競技によってチャンピオンの飛ばした距離が異なるのは、出場する選手の能力よりは、用いるドライバーの長さや材質で、距離が違ってくるからと言えます。
地図上で、自宅から480メートル離れた場所になにがあるか、調べてみてください。
ドラコンの選手がどれだけ遠くまで飛ばしているか分かります。
たとえば東京の新宿駅西口の広場から、東京都庁の壁にゴルフボールをぶち当てるという状況を考えてみると、とてつもないドライバーショットだということがわかります。
人間が放つ道具がどこまで飛ばせるかというのは、古代から興味を持たれる競技になっていました。
オリンピックはギリシャで始まった競技ですが、やり投げや円盤投げといった投てき種目も含まれていました。
実は1900年と1904年に、オリンピック競技にゴルフが含まれていたのですが、100年以上にわたってオリンピックからは除外されてきました。
しかし2016年のリオデジャネイロオリンピックからは復帰するということになり、選手がオリンピックを目指すという状況も生まれてくることになります。
ドラコンがオリンピック競技になることはありませんが、それでも人に興味を持たれ続けることに変わりはないでしょう。

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