親族の結婚式で今年は色留袖を着る機会があったのですが、私は成人式もスーツで済ませた派なのでまさに人生初着物でした。当然着付けが出来る筈もなかったので着物のレンタル、着付け、メイク、ヘアセットまで全てプロの方にお任せしたら合計で4万円ほどかかりましたね。ご祝儀も親族なので5万円で痛い出費です。
一応予定としては1時間半着付けとメイクとヘアセットに取ってあったのですが実際には1時間を少し越えるくらいで終了しました。最も着物を着るのって何か予定がある時だから時間が押すと予定に間に合わないなんてことになり大変なので少し余裕を持って組まれているみたいです。
正直実際に着物を着てみて大変でした。最も私が何をしたわけではなくて着せてもらったのですが兎にかく動きにくいし、帯が苦しい。特に階段を下りる時が怖かったので手摺をしっかり持ってました。あと着物を選ぶのも何を基準に選べばいいのか分からず戸惑いましたね。
色もピンクとか黄色とは普段着ないような色ですし、あと柄が本当に派手なのにもビックリしました。色留袖は基本結婚式とかお祝いの席などで着ることが多いのでオメデタイ柄が多いのですが、私は元々洋服だってシンプルな無地のモノ、モノトーンが好きなので出来るだけ地味な柄と色を選んだらそれは50代、60代でも着れる着物だといわれてしまいました。ちなみに私は30代ですが派手なのはちょっと抵抗があると結局それで押し通してしまいました。
ヘアアレンジもアップにするか下でまとめるか聞かれた時に下でと答えたにも関わらず簪などの飾りも用意せずに行ったので、祝いの席なんだから少しくらい華やかにした方が映えるとアップにすることを勧められてしまいました。アップにしたせいかどうか分かりませんが駅では外人さんに話しかけられて一緒に写真を取りたいと言われてしまいました。英語が苦手で断り方が分からなかったので一緒に写真に納まることとなり着物って大変だなんて思ったものです。